この世のwannaからmeを守る

この世の罠から身を守る方法を考えていきます。

ニンゲン 40

『結局一冊だけか…バチでも当たったか、まあいい』
二人の気持ちを汲み取るように自分を納得させる。彼はノートを大雑把にめくる、パラパラとめくっても罫線が綺麗に引いてあるだけで、そこにはなにも記されていない。
『これのどこにヒントがあるんだ、なにも書いてない。どうやら俺の言ってたことが正解みたいだな。』
ノートを無造作に手首を捻ると、なかに挟まっていた紙が落ちる。
『おっ、なんかみっけた』
一枚の紙を拾う。その最中も、なにやら興奮していく彼は、まるでそれとは反対方向への引力を引き離すように笑う。
『人間最後の読書とするか!はは!』
そう言いながらそれを読み始めた。
『ー猿として生きる前にー ガイド